実際に購入した投資信託
2019.02.09
前回の記事「投資信託の種類」では数ある投資信託の中から株式を選びました。
今回は私が実際に購入した投資信託についてや、購入にあたって注目したポイントを書き留めます。
理想の投資信託
まず、自分の投資目的に合った理想の条件を思いつくだけ書き出しました。
- ミドルリスク・ミドルリターン
- 長期的な運用
- なるべく信託報酬を抑えたい
- 分かりやすいもの
- NISA対応
- ノーロード(買付手数料無料)
- 償還まで無期限
これらの条件に合うものを探した結果……
- 「ミドルリスク・ミドルリターン」「分かりやすいもの」⇒ 国内株式
- 「長期的な運用」「なるべく信託報酬を抑えたい」⇒ インデックス
- NISA対応
- ノーロード
- 償還まで無期限
合体すると……
「ノーロード型 国内株式インデックスファンド 無期限(NISA対応)」
これが私の理想の投資信託ということになります。
SBI証券の条件絞込検索(パワーサーチ)
私はSBI証券で証券口座を開設しています。
SBI証券のウェブサイトでは条件絞込検索(パワーサーチ)があります。
これを利用した場合の「ノーロード型 国内株式インデックスファンド 無期限(NISA対応)」の条件設定としては
- ファンド分類:国内株式
- 投資地域:日本
- 買付手数料:無料
- 信託報酬:0.54%以下
- 償還まで:無期限
- 取扱取引:NISA
- 特色:インデックス
という設定になります。ご参考までに。
絞り込みの過程
2019年2月8日現在、SBI証券の投資信託は2670件あります。
理想の投資信託を割り出し、条件絞込検索をかけたところ
41件も出てきました……
2670件 ⇒ 41件ですから、まあ絞り込まれてはいます。
さて、ここから更に絞り込むわけですが、条件絞込検索の項目に無かった要素を、自分なりに付け加えました。
日経平均株価
日経平均株価とは東証一部に上場している企業の中から選び抜かれた225銘柄の平均株価です。
ちなみに東証一部に上場している企業全体はTOPIXと言います。
インデックスファンドには対象となる指標があります。
その指標を日経平均株価としているファンドを選びました。
そして、最終的に3つに絞り込みました。
ニッセイ VS 野村 VS 三菱UFJ
最終的に絞り込んだファンドは
- ニッセイ日経225インデックスファンド
- 野村インデックスファンド・日経225(愛称:Funds-i日経225)
- 三菱UFJ国際-eMAXIS日経225インデックス
となりました。
比較したポイント
どれを選ぶかは2日間も悩みました。
投資についての本を読み返し、あれこれ考えました。
しかし悩んでいても始まらないので、自分なりのポイントを踏まえて買ってしまおう。そう考えました。
- 基準価額
- 純資産額
- 信託報酬
- トータルリターン(過去3年)
- 販売金額の順位
この5点を比較しました。
基準価額
基準価額は3銘柄とも大体同じです。
純資産額
純資産額はニッセイ日経225が飛び抜けて高いです。
ここが高いということは多くの人が購入しているファンドということになります。
もし純資産額が減少し、運用が難しい程少なくなると強制的に償還(売却)という場合もありますので、注意が必要です。
信託報酬
信託報酬もニッセイ日経225が安いです。
三菱UFJ国際-eMAXIS日経225インデックスは純資産額に応じて信託報酬が安くなりますが、今のところは野村インデックスファンド・日経225(愛称:Funds-i日経225)と同率です。
信託報酬の数字は年率(税込)です。
基本的に年率で記載されていますが、実際には年率と、その日の基準価額で算出された費用が毎日引かれていきます。
トータルリターン
トータルリターンについてもニッセイ日経225が1番。
このトータルリターンは過去3年の成績です。本来は設定来(ファンドの運用が始まってから現在までの利益率)で比較するべきですが、私が資料として保存していたものには過去3年までしか記載されていませんでしたので、今回はこちらを記入しました。
販売金額の順位
週間ではありますが、販売金額の順位も比較しました。
これを見てしまうと順位の高い方が安心感が湧くので、他の比較の意味が薄れるのですが、多くの人に選ばれるには理由があるわけです。
実際、上記の比較をすれば自ずと答えは出てきます。
まとめ
前回の記事「投資信託の種類」で既に発表していますが、私が選んだ投資信託は
ニッセイ日経225インデックスファンドです。
ちなみに10万円分購入しました。
2019年1月28日に注文し、4営業日後の2月1日に受け渡しとなりました。
この4営業日後については目論見書に記載されていた通りでした。
5つのポイントを比較しましたが、決め手としては信託報酬です。
長期的な運用を目的とした場合、毎日引かれていく信託報酬は極力抑えたいです。
以上、「実際に購入した投資信託」でした。